脂漏性皮膚炎にはビオチンが関係している?

脂漏性皮膚炎は、皮脂の分泌が活発な場所(頭皮や顔)に赤み・かゆみなどが出る病気です。
洗髪してもフケとかゆみがあったり、鼻やまゆ毛の当たりに赤みがあるというのが良く言われる症状です。

脂漏性皮膚炎はさまざまな要因が重なって起こるものなので、
コレが原因というのを一言で言うことはできません。

基本的には日々の生活習慣の中に原因が潜んでいることが多いようです。
たとえば、油分の摂りすぎやビタミン不足はよく指摘される原因のひとつです。
また、糖分の摂りすぎや睡眠不足も脂漏性皮膚炎につながると言われています。
さらに、マラセチア菌という真菌は繁殖することで、
脂漏性皮膚炎が引きおこされるという説も出てきています。

そんな厄介な脂漏性皮膚炎ですが、
最近注目されているのがビオチンとの関係性です。

ビオチンはビタミンBの一種

ビオチンはビタミンB群の一種です。
ビタミンB群はすべて肌の健康に関わる栄養素ですが、
その中でもビオチンは皮膚炎と強い関係性を持っています。

ビオチンが不足すると脂漏性皮膚炎につながるという研究結果が出ていますし、
脂漏性皮膚炎だけでなく、各種の皮膚炎の改善のためにビオチンが医者から処方されるケースもあります。

なぜビオチンが皮膚炎を軽減するのか、それはまだ完全には判明していません。
しかし、皮膚炎にかかっている人は血中のビオチン濃度が低くなっているという結果がありますし、
何らかの関係があることは間違いないようです。

ビオチンは人間の体内の中で自然と生成される栄養素です。
ビタミンCなどとは違って、外部(食べ物)から補給しなくても基本的には大丈夫です。

しかし、何らかの原因でビオチンが不足している人は積極的に補給することが大切です。
ちなみにビオチン不足になる一番の原因は「腸内環境が悪いから」だそうです。
以下、ビオチンのことが分かる事典からの引用です。

ビオチンは腸内細菌によって合成される成分です。そのため先天的な欠乏症以外では、深刻な欠乏状態になることはまずありません。

しかし、乱れた食生活や不規則な睡眠習慣を続けたことによって腸内環境が悪くなると、慢性的なビオチン不足になる可能性があります。これが深刻になると、アトピー性皮膚炎や脂漏性皮膚炎につながることも否定できません。

やはり食生活や睡眠環境も大切みたいですね。

ビオチンをしっかり摂取するには

そんなビオチンですが、どうやって補給すればいいのでしょうか。
食べ物にはあまり含まれていない栄養素なので、
サプリメントを使うのが一番効果的な補給方法になります。

「ビオチンのサプリメントを比較してみました」によれば、
いろいろなメーカーからビオチンのサプリが販売されていますが、
どのメーカーでも大きな違いは無いそうです。
価格も手ごろですし、皮膚炎の予防として取り入れてみるのはいいかもしれません。

とはいえ、腸内環境を根本から改善していくことも大切です。
先に述べた通り、ビオチン不足になるのは腸内の環境が悪いからです。
なので、ビオチンを外から補給しつつ、生活習慣を改めて腸内環境を改善していく。
これが脂漏性皮膚炎の対策になると思います。

このページの先頭へ